交通事故について
交通事故に遭うと、車の修理や保険会社との事務手続きなど煩わしい事が多く、ケガの治療については激しい痛みなどがない限り、後回しになりがちです。
「あまり痛くないし少し様子を見てみよう」と言う判断により治療を怠った結果、数年後後遺症となってつらい思いをされている患者様が多くいらっしゃいます。
これは、交通事故によくある症状の「ムチ打ち」が原因となっていることがほとんどです。
ムチ打ちの特徴は、交通事故に遭った当初は、「痛みをほとんど感じない」もしくは「少しの違和感しかない」ということが多く、積極的に治療をしなかった結果、頭痛やめまい、首や背中の痛みなど様々な症状となって現れることにあります。
初期治療が遅れると症状改善には時間がかかってしまい、場合によっては後遺障害という事態になりかねません。しかもその症状が1週間から10日後に出る方も多くいます。
痛みがそれほどない場合でも、遠慮しないで検査や治療を行うことをお勧めします。